7/21 天気の子を観た感想

ごはん

朝食 油そば

昼食 餅

夕食 とんこつラーメン

 

朝食が微妙な時間だったので、昼は軽めに餅をレンチンして食べたんですけど、餅が爆発しました。びっくり。ちゃんと時間通りにやったのにどうしてこんなひどいことに……と思いながら箸で食べた。味は変わらなかった。

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二個食べたけど物足りなかったので、もう一個焼くことにした。500W2分で爆発したので、一分半ならいけるだろ、と思いレンチンしたら爆発した。どうしてこんなひどいことに……

 

エコ検定受けた

30分で終わったけど、試験時間は二時間あって余った時間辛いな、なに考えようかなと思っていたら、途中退席OKとのことだったので速攻出た。見直ししてもどうせろくなことがない。

 

受けた感触としては、まぁ受かっていると思う。受かっていなかったら12月にもう一回あるし気楽すね。終わったこと考えても仕方ないし、すべて忘れる。エコの知識も忘れる。なにがエコピープルだよ。

 

天気の子を観た

ネタバレにならないような感想だと、面白かったけど、賛否両論というか人によって刺さるか刺さらないかがかなり分かれる。僕には刺さりませんでした。なんというかカタルシスがあんまりなかったんですよね今回。細かい説明不足も多くて全て勢いで吹っ飛ばした感。

 

 

 

 

 

 

以下ネタバレ注意

 

面白かったです。まさか令和の時代に、純度150%のセカイ系をこんな形で観れるとは思ってもいなかった。「世界か、彼女か。」なんて久しぶりに見たよ。とてもジュブナイルしてて良かったと思います。花火大会、高層ビルの屋上でヒロインと二人きり。雨の池袋で警察との逃走劇、ラブホへ避難。ジュブナイルですねー。

 

花火を立体的に描写するのとても良かったですね。綺麗でホントによかった。現実をそのままトレースするのではなく、アニメならではの表現でホントによい。そういうのも観に新海誠作品観てる気がする。雨と雲の描写があればそれでいいんですよね。

 

もうストーリー的に細かいところよりも勢いで全てぶっ飛ばすみたいな感じでしたね。僕個人としては、もうちょい繊細にやってほしかったと思うんですけども。RAD流しつつ過程をぶっ飛ばすやつを二回やったのにも関わらず、ストーリー構成はなんかもたっとしていましたね。そこが気になりました。

 

新海誠作品、東京で観るか、地方で観るか

新海誠作品って東京がまぁよく出てくるんですけど、東京の表現が東京タワードーン!スクランブル交差点ドーン!ってザ・トウキョウみたいな分かりやすいモノじゃない印象だったんですよね。でも今回はスカイツリーとか東京タワーとかスクランブル交差点とか割と分かりやすい東京描写が多いなー、と思ってました。

 

新宿歌舞伎町の安居酒屋やガールズバー、風俗店が詰め込まれた雑居ビルのあの感じとか、色んなところから見えるエスパスの看板とか、西武新宿駅近くのマックの内装とか良かったですね。「あっ知ってる東京だ」ってなる。東京タワーにしろスカイツリーにしろたまに見えるだけのものであって、浅草雷門表参道六本木とか行かないですからね。バニラの広告車のほうがよっぽど近くにいる。

 

だから、新海誠作品も東京に在住している人が観るのか、東京に一度も来たことがない人が見るのかで、だいぶ印象が変わってくるんじゃないかな、と見るたびに思う。大雨で交通網がマヒしたときに、長年利用してきた路線の名前が急に出てきたり、自分の実家が大雨洪水警報で避難勧告地域になっていたりする。このリアル感は東京近郊にいないと分からないすよね。

 

避難勧告地域になったとき、近くに川あるから家水没しちゃうやつだ、やだなーと思いがけず思ってしまったし。まぁ最終的に東京ごと沈没してしまうんですが。どうしてこんなひどいことを……。第二新東京都市は何処になるんですかね。第三は箱根だけど。

 

世界は狂ってるし、ま、ええか!

正直、三年後の描写がなかったらだいぶ評価変わった。新海誠作品の真骨頂は物語が解決して月日が経ったあとですからね。逆にここからが怖いのが新海誠。結果的に良かったですね。選択したうえでのハッピーエンドでした。俺の実家は沈みましたけど。

 

「世界か、彼女か、」で彼女を選んだ結果として、東京も俺の実家も、いろんなものも沈んでしまいました。そりゃ罪悪感すごいですよね。エヴァ新劇でもシンジ君が綾波をなんとしても助けた結果、サードインパクトを引き起こしてしまいQではあんな感じでしたし。

 

でも、その罪悪感に対しての須賀さんの言葉が良かったですね。「んなわけねえだろ、バーカ。自惚れるのも大概にしろよ」「まあ気にすんなよ青年、世界なんてさ、どうせもともと狂っているんだから」

 

いやあ好きですね。ちょっと前に見たツイートを思い出した。この精神を多用していきたい。

 

世界にあるべき形なんてないんですよね。そんなの関係ないし考えても気にしなくていいから、少しでも幸せであろうと願い、祈り、行動すべきってメッセージなんかなと感じました。東京が水没しようが、俺の実家が水没しようが、みんな割と適応して過ごしていますし、子どもたちは楽しそうだったし、桜は綺麗に咲いてたし。花見とかちょっと楽しそうですよね。今以上に桜がすぐ散ってしまいそうだけど、船から見る桜も良さそうですね。

 

この作品は、登場人物といい、出てくる場所といい、かなりアウトローだったというか主要人物だいたい前科者になってしまいましたね。主人公も普通に犯罪者ですよ。割と重めの。公務執行妨害、銃刀法違反、殺人未遂、よく保護観察で済んだな。たぶん序盤で主人公が発砲してしまった時点であんまり感情移入できなかった、というか好きになれなかったんですよね。

 

山手線ダッシュもそうですけど、そんな客観的にみれば間違った行動でも本人が決断した行動なら肯定されるべきなんですよ。すごいジュブナイル感がある。それはそれとして、新宿駅ガード下辺りをダッシュしていたのは、すごい良かったすね。僕もしたいけど、理由も意義も体力も度胸もないのでやめておきます。

 

正直見終わった直後の感想としては刺さらなくて、でも良作であることには変わりなくて「うーん、75点」って微妙な評価だったんですけどこうやって感想をまとめていたら良く見えてきましたね。不思議。とりあえず小説読んでもう一回みたいですね。もう一回観ないと判断できないかも。