5/5 欲しい絵画のポストカードないとキレそうになった美術展巡りの1日
ごはん
朝食 UCC缶コーヒー
昼食 牛タン定食
夕食 餃子パーティ
8時起床。尿意で起きる。寝る前にトイレ行こうかと思ったけど行かなくて良かった〜 若いうちにしかできない芸当だ。
美術館巡りの1日
まず新美に行った。10時ぴったりに乗り込む予定だったけど鍵が見つからなくて遅れる。
2つの美術展を見る予定だったけど片方が明らかに人気だったのでそちらを優先する。時間が経つほどに人がやばくなるのは目に見えていた。
先に見たのはトルコ、オスマン帝国の財宝展。正直あんまり興味なかったんだけどそこそこ楽しかった。
オスマン帝国ってあんまり知らなくて串刺し公のいたところだっけと思ったら違った。展示品は絢爛豪華の一言に尽きた。
絨毯一枚にしてもめっちゃ真っ赤。染料が乏しいだろうにめっちゃ大きい絨毯にしても綺麗に赤く染めているのすごい。はしご1つにしても洒落乙なデザインですごい。
展示品の中でも目玉のエメラルドがクソでかくてこんな漫画みたいにデカイ宝石ってあるのかと思ったし装飾が好きな女性にとってはたまらないんじゃないすかね。見学者は女性が大半だったし。
スプーンひとつにしてもすくうところが真珠母貝、持つところがサンゴ、金、ダイヤモンドだけでできたものがあった。ただのスプーンにそこまでする必要ある??
あとチューリップがイスラム教にとってめっちゃ重要な花だと初めて知った。以下美術展より引用。
チューリップはトルコ語で「ラ一レ(lâle)」と言います。
オスマン・トルコ語の表記に使用されていたアラビア文字で、ラ一レの綴りの文字配列を変えると、イスラム教の神のアッラーという言葉になり、
さらにはアラビア文字で表記されたラ一レを語末から読むとトルコ国旗のシンボルでもある三日月(ヒラール)という言葉に変わるのです。
そのような事情から、チューリップは花として愛されただけでなく、宗教的、国家的な象徴としても崇められ、
チューリップヘの畏敬を表した品々が数多く作られるようになります。
だからありとあらゆるところにチューリップがあしらわれていたりチューリップ用の花瓶があったりして面白かった。
ちょっと欲しい。
ウィーン・モダン展
トルコ展を見終わったあとにウィーンモダン展に行った。こちらのほうがトルコ展と比べて開催期間が長く比較的空いていた。
この美術展は人をテーマではなく名前の通りウィーンをテーマにした美術展で絵画だけではなくドレスとかウィーンの街や駅のデザインがあった。建築系はさっぱりわからないので見てもよく分からなかった。
駅のデザインが明らかにイスラムっぽいものだったりしたのは面白かった。それ以外はまったくわからなかった。建築学科に進んでいればもっとこうワクワクしながら見れたのかもしれない。
作品数も多くて絵画だけではなくグラフィックアートやタイポグラフィとあって面白い。ウィーンの歴史とともに変わっていく美術の移ろいがなんとなくわかったような気分になる。
美術展でキレる
見終わって良さげな絵画あって割と満足して売店行ったんだけど、売店で俺が欲しかったポストカード半分くらいないんだが? キレそうになった。
思わず図録買おうか悩んだけど2600円と良心価格なのにクソでかいし重い、買っても絶対に見ない。
作った側もそう思ったのかミニ図録があって大きさ4分の1、値段半額だったからこりゃあちょうどいいと思って中身見たら欲しい絵画ないでやんの、中身は削んなよ。頭くるぜほんと。
なんというか「おっこの絵いいじゃん!」と思ったり絵画がポストカードにないと自分のセンスと世間のセンスに違いがあるんだなと思わずにはいられない。
右翼とパレードと左翼
キレつつ新美をあとにする。とりあえず乃木坂きら有楽町へ。有楽町につくとなんだかドンドコドンドコ聞こえてくるので「あー右翼が天皇即位ということでやってんのかな」と思って見てみたらパレードだった。
中学生が暑い中パレードしていて大変だなと思った。でも東京のど真ん中の大通りでパレードに参加できるのってなかなかないよな。俺もできたらやりたい。正装してわけ知った風を装いながらインカムでぶつぶつ言って最後尾付いていったらいけそうな気がする。
有楽町のルミネだかパルコだかで服を買う。
ユニクロで基本済ましているんだけど流石に被りそうなので他のところで服を買う。つってもベースはユニクロなんだけど。そんなに金はない。UNIQLO UのオーバーサイズクルーネックTシャツはよく着る予定なので各位よろしく。
パルコだかルミネだかを出るとまたガヤガヤ聞こえるのでパレードがまだやってるのかと思ったら左翼の演説だった。まあ普通そうっすよねー。
昼飯を食べ損なった挙句、東京のど真ん中ということもあって手頃な店がなく彷徨っていたら牛タン屋があったのでそこに入った。定食でも1000円ほどしたが牛タンなので納得できた。
ラファエル前派
歩いて三菱第一美術館に行く。なんというか田舎の人が想像するような東京だよねここら辺。
三菱第一美術館ではラファエル前派の展示がやっていた。ラファエル前派ってのはラファエルさんっていう、すごい人がいたからその人の考えや視点を参考に作品を作れば良いみたいな風潮がずっとあって流石にそれはどうなのという人たちが集まってラファエルより前の考えを参考に作ろうと一念発起したのがラファエル前派らしい。全部受け売り。
感想としては微妙だった。人物画や宗教画、自画像なんかが多かった。そういう系は興味ないというよりどうにも惹かれないので微妙だった。欲しい絵画のポストカードもほとんどないしなぁ!
そんなこんなで美術館巡りの1日だった。
今日の日記は明日書くので待たれよ。