2/4 『グランドイリュージョン』観た / ガンスリンガーガールとかいう悪趣味な漫画、好き
ごはん
朝食 ピザ
昼食 なし
夕食 ラーメン
ピザの残りを食べながらNHKBS観てた。百名山で会津駒ヶ岳に行っていて「ここ行ったことある気がする」と思いながら観てたけど結局気がするだけで終わった。
『グランドイリュージョン』観た
間違えてチャンネル変えてしまって元の番組に戻そうとしたらたまたま映画の『グランドイリュージョン』がやろうとしていたので観た。
ちょくちょく話に聞く映画だったのでいつか観たい映画リストの中にあった。ちょうどいいと思い、観ることにした。
ストーリーは、マジシャンがマジックショーで銀行からお金を奪って、FBIとインターポールから追われることになりながら、更なるショーを繰り広げていく、という内容。
感想としては、娯楽作品としてはとても面白かった。マジックのドキドキ感やワクワクとかそういうのが楽しめて良かった。
あとインターポールのフランス人警官が可愛かった。
メラニーロランという女優らしい。
細かいところに色々とツッコミどころはあるけどそれを突っ込むのは野暮な気がするけどでも恋愛路線を突っ込む必要あったか? あと最後のほうのマジック雑じゃない?
減点法で採点すると低いけど加点法だと高くなる作品だった。Amazonのレビューでもどっちでするかで割れると思う。
というかAmazonのレビュー見ると「メッセージ性が無い」とか書いてあって笑った。絶対ダークナイト好きだろコイツ。マジックに対して「結局なにが言いたいのか」と言うやつがいるか?
誰も死なないし万人ウケする娯楽作品だった。
小難しいメッセージ性はなかったけど楽しめたので良かった。2も気が向いたら観たい。
『ガンスリンガーガール』の電子版欲しい
いや物理本持ってるんだけどさ。
いま電子版が半額だからちょっと買いたい。
【50%OFF】相田裕『GUNSLINGER GIRL』全15巻
— きんどう (@zoknd) 2019年2月4日
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どういう漫画かというと、不運な事故などで身体を欠損してしまった少女たちが義体を得る代償として秘密警察の兵士としてテロリストやマフィアとの争いに明け暮れる。という悪趣味なストーリー。
少女×銃を描きたいがための設定ですね。義体を得るのはいいんだけど、重傷を負った場合に義体を取り替えたりしているから、副作用として日常の記憶を失っていったり味覚がダメになったり寿命が短かったりと不幸がてんこ盛り。そういうのオタク好きでしょ。
悪趣味だけど可哀想な女の子は哀れで好きになってしまう。流石にアレなので良い感じに言い換えると、少女たちが自分の宿命に抗いながら精一杯、与えられた時のなかで輝こうともがき続ける、人間賛歌が好き。
話としてはスルメ系の面白さ、初見だとじっくり読まない限り理解できないと思う。5回くらい読んで「あーなるほどね、わかったわかった(わかってない)」となるから、何度も読み返せる。少女たちの結末を知った上で、序盤の何気ない些細な日常回を読むと、また違った味わいがある。
一番好きな話は、みんなでクソ寒い中天体観測をしながらベートヴェンの第九を歌う話。ゆるキャン△のように普通の少女たちがやっているならほのぼので良いのだけど、普段銃を構えてテロリストやマフィアとドンパチして身体に鉛玉を貰うのが日常の少女たちが普通の少女たちのように振る舞っている様子をみると、不運な事故や事件の被害者にならなければ、この子達は普通の少女であれたはずなのにな、と思わずにはいられない。まあ前提として悪趣味なんだけど。
エモーショナルな漫画として『岳』『ブルージャイアント』『惑星のさみだれ』『ぼくらの』と比類する作品なので興味があったらこの機会に買ってみては。