3/1 花粉しんどい&『13歳からのアート思考』読んだ

4時半起床。昨日歩いたり立ちっぱなしだったので疲れている気がする。ので、朝活はステッパー30分除外。今日長めの残業したし書くことそんなにないな。花粉しんどすぎる。アレジオン買わないと。

 

本読んだ

中高生向けの「美術」の授業をベースに、
- 「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、
- 「自分なりの答え」を生み出し、
- それによって「新たな問い」を生み出す
という、いわゆる「アート思考」のプロセスをわかりやすく解説した一冊。

「自分だけの視点」で物事を見て、「自分なりの答え」をつくりだす考え方を身につけよう!

もうちょいまともな概要はなかったのかなと思わなくもない。ビジネス書を選別する際には、概要が概要になっているか、インフルエンサーがオススメしていないかを気にしたいところ。本書はたまたま本屋で買ったので気にしていなかったけど、Amazonのページでオリラジ中田が出てきて、うっとなった。そしてその予感は当たる。

 

本書でいう「アート思考」とは、「常識」や「正解」に囚われず、「自分の内側にある興味」をもとに、「自分のものの見方」で世界をとらえ、「自分なりの研究」をし続けること、らしい。アートって君たちが思うよりもずっと自由だよっていうありがちな。

 

他人の答えに依存せずに自分なりの答えを持とうってのは同意。答えを解釈やレビュー、感想、考察と置き換えてもいい。漫画や映画、アニメを見た後すぐに、タイトルで感想を検索して、他人の感想、考察を探しがちではないだろうか?

鬱ごはん4巻37ページより引用

他人の感想や解釈を参考にするのは問題ではなく、自分で考えずに他人の感想や意見を自分のものとして扱う癖がついているのが問題。自分もそういったことをしていた時期があるし、つい楽をしてしまいがち。言語化はしんどいからね。素晴らしい作品を観て感想を書こうにも、言語化する際に稚拙な言葉しか出てこなくて作品の素晴らしさを十全に出力できないとかありがち。

 

読んだ感想としては、あんまり参考にならなかったというか、既知のことばかりだったのでサクッと読んでしまった。ぶっちゃけ期待外れというか対象読者とは離れていたと思う。やっぱりインフルエンサーがオススメしている本は、よっぽど著名じゃない限りハズレ率高いな。

音楽の鑑賞では視聴の際に作品とのやり取りを行い自分なりの解釈する人が多いのに対して、美術の鑑賞では同様のことをしない人が多い、というのは確かにと思った。言っちゃ悪いけどこの本読むくらいなら、ブルーピリオドを読もう。