3/8 旅行中だけ無限の胃袋が欲しい<九州一周旅行 3日目(後) 下関→門司港→小倉>

前回の続き

 

だれか代わりに日記を書いて欲しい。後々見返すときに便利だけど面倒で仕方ない。旅行しながら行動したことを書く時間ないんだよなあ

 

唐戸市場

唐戸市場に歩いて行った。魚市場なだけあって魚の匂いがする。人がすごい。やっと観光地に来た感があって良い〜と思っていたけど人多すぎてすぐ嫌になってしまった。

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だいたい中国人

 

ここではトングで好きなお寿司を取って清算するシステムだった。マグロやサーモン、フグとか色んなお寿司がいっぱい。会計時、中国人に横入りされたが気にしない。フグの白子やマグロの脳天など珍しいのが上がってテンション上がった。

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お寿司だけで1000円だった。おばちゃんが一瞬で暗算してたのがすごかった。適当言われても分からんが。フグ汁いるか? と聞かれたので付けることにした。400円。

 

魚市場なだけあってネタが新鮮でどれも美味しかった。一番美味しかったのはフグ汁で思ったよりフグの身が入っていたのが嬉しく美味しかった。関係ないけどみんなワイワイしてるなか1人で食べるので流石に寂しさを感じた。

 

軽くお腹を満たしたところで、フェリーターミナルから唐戸市場に行く途中にあったショッピングモールに寄った。調べたところ洒落乙なジェラート屋さんがあるらしい。行かねば。

 

ジェラート屋さん見つけたが此処にも中国人がいる。中国人の若い男ってみんな同じ顔してない? 気のせいか?

ジェラート1種類で400円、2種類で450円、3種類で500円というシステムらしい。

 

ジェラートはバニラ、チョコレートの定番からピスタチオ、カシューナッツ、ブラッドオレンジなどの洒落たやつに加えて、黒ごま、ほうじ茶などの和風なものがありどれもこれも美味しそうだった。お洒落さを求めてジェラートを食べに来たので、カシューナッツとピスタチオにした。

 

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良さげなところにテーブルと椅子があったので座り写真を撮っていると目の前で猿回しが始まった。唐突すぎる。ジェラートの写真を適当に撮ってさあ食べるかとなった瞬間に始まる軽快な音楽。困惑する俺。絶好の位置に座ったので席を立つわけにもいかず猿回しの芸を見ることにした。

 

ジェラート食べながら拍手しながら猿回しの芸を見てたけど思ったより凄かった。最初のほうの短い竹馬とかバク転はわーって感じで軽く見てたけど、2mくらいの竹馬に乗ったのは凄かった。普通に見入った。

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チップあげるか〜と思って財布見たら100円か1000円かだった。流石に1000円は……と思ったけどみんな千円札あげているので、「こんな時500円あれば良かったなあ」と思いながら千円札あげた。周りの行動に弱い日本人体質が出てしまった。猿回しみたいな芸人の方が今後居なくなったらそれはそれで寂しいので良かったと思う。友人と見ていたら同じ行動をしたかと多分してないので1人で来て良かったとは思う。

 

門司港

猿回しも見終わったらフェリーが来る丁度良い時間帯になったのでターミナルへ。巌流島行きとは比べて門司港行きは乗客が多い。だいたい中国人だけども。門司港は5分で着いた。早い。何処へ歩いたらいいか分からないけど適当に歩く。よく分からないまま歩いていたら行きたかった場所を見つけた。

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門司港 地ビール工房

 

お昼どきではあるが、唐戸で軽く食べたのもありお腹は空いていなかったので入るのはやめて、どんな感じのメニューがあるのか見てたらビールのテイクアウトができるらしい。素晴らしい。もちろん買った。

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昼から飲むビールは最高!
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最高!
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毎日昼からビール飲んで海を眺めたい

 

ツイッターで自慢する。ちなみに飲んだビールは「米093ビール」という九州で作られた米を使ったラガービール。お米の香りがふわっと香るらしいがまったく分からなかった。花粉症だからね。スッキリと優しい味で非常に飲みやすかった。

 

ビールを飲みながらボケーとする。ちょっと離れたところで紙芝居のおっちゃんが若人を集めて紙芝居をしているのを横目に見る。こち亀で紙芝居のおっちゃんの話あったよなと思い出す。型抜きとかのやつ。

 

橋が上がったり下がったりするのを見ていたらビールも飲み終わる。

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いつまでもベンチに座っているわけにもいかないのでお腹を空かせるために歩く。特に目的地はない。人の流れに逆行して歩いて行くと駅に着く。

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道中見つけた自販機。温ぬくもっています。温い(ぬくい)とは言うけど文字にして書いてあるのは初めて見た気がする。

 

駅はカッコいい外装だった。

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最近リニューアルしたっぽい。これからインバウンド需要を高めるためのアレなんだろうか。

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なんとスタバができるらしい! あの! スタバが!!!! 門司港に!!!

 

レンタサイクルは楽しい

このまま帰るのも微妙だなと思い、駅の広場のベンチでなんか楽しい所ないか探してみたもののピンとくるものはなかった。税関とか見学してもあまり楽しめるとは思えない。どうしたものかと考えていたら、レンタサイクルと思おしき自転車で移動する学生がいた。コレだ! ということでレンタサイクルを借りた。

 

レンタサイクル屋さんに行ったらどこら辺を走ると楽しく走れるか教えてくれた。ついでに荷物も預けて身軽な格好で出発した。

 

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走ってみるとこんな感じで歩行者と自転車を分離していて走りやすいことこの上なく、とても楽しかった。運動してお腹も空くので一石二鳥。勧められたコースの通り走ると神社に着いたので参拝した。海辺にある神社で海と鳥居がカッコよかった。

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神社のあとは適当に走りやすそうな道を適当に走った。ここどこだ? となったらGoogleマップを見て戻ったりしてぶらぶらしていたら疲れた。レンタサイクルを返却するとお腹が空いたので行きたかったお店である「門司港 地ビール工房」に行った。

 

地ビール工房

15時という時間帯もありピザは注文できなかったが元々食べる予定もなかった(1人で食べきれる自信がない)ので支障はなかった。店内は空いていると思っていたが意外と人が居てちょっと焦った。しかし、見てる限りではビールだけ飲んで帰る客が多いようで15時から宴を始めようとしている人は自分以外にいないようだった。

 

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シンプルなヴァイツェン。飲みやすく焼きカレーと合って美味しかった。
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焼きカレーwith子フグの唐揚げ、タコの唐揚げ

唐揚げはどちらも揚げたてで美味しくビールが進んだ。焼きカレーも最初は「コレ焼く必要ある?」と思いながら食べていたけど美味しかったので考えないことにした。少し冷ましてからも美味しい。
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ソーセージの盛り合わせを頼んだ。値段的に頼むか悩んだが(900円)2日目の船内で焼き鳥(900円)を買って良かったと思ったので今回も値段を気にせず注文した。ついでにドイツベースのラガーも頼んだ。

 

ソーセージは燻製、粗挽き、ハーブ、明太子の4種類でどれも美味しかったが、明太子は少し辛すぎた。普通のが一番美味しい。

 

紙芝居のキャッチに捕まる

大変満足しながら地ビール工房を出ると、紙芝居のおっちゃんに捕まった。酔っていて気を抜いていたのもある。適当な嘘をついて切り抜けるか素通りするか悩んで前者を選んでしまった。失敗である。会話した時点でOUTだった。

 

気がついたら紙芝居の前に座らされていておっちゃんと会話していた。「まあ、5分くらいで終わるだろうし大金払うわけでもない。思い出になるし。いいか。」みたいに思っていたのが甘かった。結果から言えば50分間ずっと紙芝居の前にいた。

 

ある程度時間が経ったらおっちゃんはある程度の人数が集まるまでから始める気らしく一向に始まらない。というか俺と雑談しだす。九州一周することと明日長崎行くことを伝えると、長崎のシーボルト館について進められたり、おっちゃんが今年行ってきたらしいエジプト旅行の話とか聞いていた。正直楽しかった。

 

30分ぐらいして大学生ぐらいのカップルが捕まる助かった。それまで1人だったから本当に助かった。まだ始める気はないらしくカップル交えての雑談やらおっちゃんの身の上話が始まり、合間に客引きをしたりして10分後にやっと紙芝居が始まった。

 

紙芝居は巌流島の決戦の内容で、おっちゃんが読みながら時たま客引きを行うというものでちゃんと読み始めたのは俺が捕まってから48分後のことだった。人が集まっていると更に人が集まるもので最初の1対1の30分間はなんだったのかと思うぐらい最後のほうは集まった。

 

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紙芝居が終わった直後に現れた子どもを標的にするおっちゃん

 

紙芝居の内容については巌流島の案内板で見たものとほぼ同じだったので特に感想はない。もう見た。ビール飲んで酔っていたのもかなりあるけど楽しかった。

 

帰宅

流石に疲れたので門司港駅から電車で小倉駅のホテルへ。夕飯が早かったので夜食としてからあげクンとしたらば買って食べて早めに寝た。今日は濃厚だった。