クローン病になったので入院している（5〜7日目）

入院しているとイベントがない。絶食状態なので食事イベントもないので何も書くことがない。なので、ざっくりと5〜7日目を書いていく。いちいち小分けしても見づらいからね。

入院生活5日目

朝食なし

毎日、昼番と夜番の看護師さんが担当してくれるのだが、昼番の看護師さんが初めて男だった。別に何にもないんだけど、パワプロの栄冠ナインでマネージャーが男だったときの気持ちになった。見た目も似ているし。同年代だった。やたら親切にしてくれた。でもちょっと不器用なんだろうなと思った。足の包帯に丸ごと1つ使う必要ないでしょ、もうグルングルンだよ。

看護師は女性社会だろうし、相手は老人だろうし、同世代と触れ合う機会ないんだろうなと思った。がんばって。

本屋とコンビニ行った

2日入院の予定だったから下着替えがやばいんです。コンビニ行ってきてもいいですかと言ったら、「確認してきますね。もし制限かかっていたら、僕の昼飯買うついでに買ってきますよ」と言われた。良い人すぎる。

制限はかかっていなかったので、普通にコンビニに行った。ごはんがいっぱいあるってなった。食べたらおじゃんです。

病院内にあるコンビニなので、入院生活に必要な衣服とか全部揃っててすごかった。調子乗ったら会計で五千円くらいして笑った。

本屋もあるのでついでに行った。クローン病に関するレシピ本が1冊あったのでとりあえず買った。暇なのでニュートンも買った。レシピ本はあんまり参考にならなかった。魚系のレシピは症状が酷い人はすべてタラに代替しましょうになっていたし、チャーハンのレシピなのに症状が酷い人は雑炊にしましょうとか書いててふざけてんのか。

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入院生活6日目

朝食エレンタール1袋

昼食エレンタール1袋

夕食エレンタール1袋

エレンタールが増える。最終的に点滴からの栄養摂取はやめて最大5〜6袋になるらしい。エレンタールで生かされている状態になるのか。

やることないのでクローン病でも食べやすい食材で作れるレシピをメモっていた。

クローン病は日々の食事が非常に重要で、食べるもので症状が緩和するか悪化するか決まる。そのためクローン病の患者にはまあまあ厳しい食事制限がある。一生エレンタールじゃないだけマシなんだろうか。それはそれでエンゲル係数が抑えられてアリかもしれない。食費に保険控除がかかるってよく考えたらすごいな。

クローン病の食事制限

端的にいうと、高エネルギー、低脂質、高タンパク、低残渣となる。低残渣だけ聞きなれないワードと思うが、要するに食物繊維が多いゴボウとかはアウトってことになる。

食事で気にするのは、低脂質と低残渣。低残渣は比較的楽でゴボウとかこんにゃくとかとうもろこしとか海藻とか明らかに消化しにくそうなものを避ければOK。

問題は低脂質で、クローン病患者は1日脂質30g以下となるようにする必要がある。イメージがつきにくいかもしれないので、セブンイレブンの新商品を適当に挙げると、

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手巻おにぎり　海老マヨネーズ

熱量：260kcal、たんぱく質：4.9g、脂質：10.5g、炭水化物：37.4g（糖質：35.5g、食物繊維：1.9g）、食塩相当量：1.4g

3個食べたら、キャパオーバー

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肉あんかけチャーハン

熱量：778kcal、たんぱく質：34.7g、脂質：28.9g、炭水化物：98.3g（糖質：91.1g、食物繊維：7.2g）、食塩相当量：5g

これ食べたら、後の食事はエレンタールしかない。

という感じで、普通に食べていたら1日脂質30gは余裕でオーバーする。卵1個の脂質は10gだし。クリアできるのはササミとブロッコリーしか食べないような筋トレガチ勢くらいだろう。

また、脂質にも種類があって、消化器に負荷かかる脂質は良くない。冷めると固まる系の油はアウト。豚バラ肉とか豚骨ラーメンとか当分食べることはないだろう。ラーメンとかかん水も良くなかったりする。まあそんな食えないものだらけなので自炊するしかないし、悲観しても仕方ないので、簡単に作れて美味しそうなレシピを集めていた。結構楽しい。退院して自炊できるようになるのがまあまあ楽しみになった。