1/10 料理は愛情/MdN休刊と出版業界の現状

ごはん

朝食 今川焼き

昼食 ほうとう

夕食 青椒肉絲、味噌汁

 

カトキチの冷凍のほうとうを作った。

チンするタイプじゃなくて鍋で温めるやつで面倒だなと思ったけど思ってたより美味しかった。冬にほうとうを食べると1.5倍増しで美味い。

 

夕食に青椒肉絲を作った。美味しい。

料理は愛情

豚肉を炒める前に片栗粉をまぶしたんだけど面倒くせ~ってなった。

料理は愛情っていうけどまさしくその通りで。料理面倒くさいこと多すぎる。

同じ大きさに切ったり、湯通ししたり、炒めたあと一旦皿に移して肉焼いたり、出汁とったり……

やらなくてもちょっとだけ雑味とかが変わるだけだから、面倒くさくて省略するし愛情がなければやってらんないよね。

 

MdN休刊

books.mdn.co.jp

 尖った内容とオシャレな表紙でよく読んでいたので残念。悲しい。

最終刊は物理本を買いたいなと思う。

WIREDといい好きな雑誌がガンガン消えるなと思ったけど、そんなことはなくていろんな雑誌が休刊を向かえている。

 

雑誌の後退

というか皆さんそもそも最近雑誌を買いましたか?

おそらく買っていない方がほとんどだと思います。

f:id:polygonal_line:20190110193855g:imagehttp://www.garbagenews.net/archives/2101334.html より引用

とりあえずこのグラフを見ればわかる通り雑誌がとんでもない勢いで下がっています。

パッと出る原因としては電子書籍が挙げられると思います。

雑誌なんて毎週毎月買っていたら部屋に溜まっていく一方で捨てるのも面倒ですから、かさばらずにいつでも購入読書できデータとして残しておける合理的な電子版に移っていくのは当然の結果だと思います。

また、Amazonアンリミテッドやdマガジンなどの毎月定額雑誌読み放題サービスが流行ったことも大きな要因だと思います。本屋で雑誌を一冊買える値段で、数十の様々な雑誌を購読できるのでは、本屋で買うのがアホらしくなるのは当然だと思います。

スマホの普及により若い世代に読書という習慣がなくなり文庫本が売れなくなったこと、漫画村などの違法アップロードサイトによって漫画の売上が下がったことが出版業界の縮小や書店の閉店ラッシュの要因としてよく挙げられます。がしかし、グラフを見ると文庫や新書、漫画も確かに泣きたくなるほど下がっていますが雑誌に比べたら無いようなモノです。

本屋が毎月のごとく閉店しているのは、売上首位を占めていた雑誌の滑落が最大の要因だと思います。

 

出版業界はどうなるのか

そもそも先ほどのグラフはすべて書店における物理的な出版物の売上で、インターネット経由である電子書籍の出版売上は加算されていません。

なので物理的電子的どちらも内包した総合的な売上としてはそこまで悪くないと思います。これから多くの書店が閉店し、出版取次のトーハンと日販は大いに苦しむでしょうが、出版社は数年後に潰れることはないと考えています。

その証拠にWEB漫画雑誌が爆発的に増加した結果、刊行される漫画の種類は今までに比べて圧倒的に増加しています。

あとは出版社側が一致団結してKindleに負けない使いやすいプラットフォームを作ることができればいいのですが、日本に乱立する電子マネーを見る限りでは多分無理だと思います。

 

書店の今後

じゃあ本屋は今後どうなっていくのか、黙って潰れていくのかというと、おそらく売場の多角化なんじゃないかなと思います。

「久しぶりに本屋に行ったら文房具のエリアができていた!」と思った人も多いと思います。いま書店では文房具だけに飽き足らずケーブルバイトなどの雑貨、食品などが置いてあります。酷いところではホットプレートやスリッパが置いてあります。オシャレじゃない生活臭漂うヴィレバンですね。

いったいどこに向かっているのか、迷走をしていて悲しくなりますね。お菓子やホットプレートを買いに本屋へ行く人は狂人だと個人的には思いますけど。売場の多角化は迷走する本屋の活路に果たしてなるのでしょうか? 

 

削られる人件費

あとは書店は人件費を削ってます。

人件費削り出したらいよいよ天国へのカウントダウン始まったな、と思いますよねー。

人を削ってみて現場が回らなかったら戻して、回ったらそのままで。という無茶苦茶な感じでガンガン人件費が削られてて、担当している時間のアルバイトは元々2人だったけど今じゃ1人。単純計算で仕事量が倍。笑うしかない。

というか現場が回らないって相当な状況ですし無理なら戻してなんてゲームかよ。

 

また、新しい人が入ってきません。人を募集するのにもお金がかかるからです。 

なので現状最低人数でシフトを回しているから、人手に余剰が全く無い。もし誰かが風邪引いたら他が貧乏くじ引いてシフトに入らないと4-6時間ワンオペで店として成り立たない(問い合わせの電話、客注、本の検索、休憩などがあるので長時間ワンオペでは無理)という綱渡りな現状。これから更に人件費削られていくと思うのでもっとすごいことになるんじゃないかなと思います。

 

会社の上層部が人件費削ることは悪手だと分からないわけがないので、それを選んだということは相当追い詰められている証拠だと思います。

 

予想ですが本屋は主要駅近くに1つだけとかになるまで潰れ続けるんじゃないかなと思います。売上が大きく上がるとするなら近くの書店が潰れること以外にないので当分根比べが続くのではないでしょうか。

 

なので楽そうだからという理由で本屋さんでバイトをしたいと思っている方がもしいたら辞めといたほうがいいです。数年前までは間違いなく楽でしたが、これからはちょっと無理です。